12月8日（水）、光創起イノベーション拠点が参画するCOI精神的価値が成長する感性イノベーション拠点の公開シンポジウムを開催しました。

文部科学省の革新的イノベーション創出プログラム（COI STREAM）は、平成25年度から全国18の拠点で行われており、最終年度の今年、感性COI拠点は一般公開の形でシンポジウムを実施し大学や企業の関係者300名（会場参加：95名　オンライン参加：205名）が参加しました。

光創起イノベーション研究拠点からは、静岡大学電子工学研究所の川人祥二教授が「顔感性カメラ～可視光・不可視光を用いた感性関連生体情報の非接触計測～」について、浜松医科大学の山本清二理事・副学長が「光と音の感性研究への活用」について報告を行いました。

会場にはデモンストレーションやポスター発表のコーナーが設けられ、会場参加者はシンポジウムの合間に各ブースで説明を聞いて質問するなどして理解を深めていました。

 【会場でのデモンストレーション、ポスター発表】

・NIR-Band Lock-In Camera System for Non-Contact Physiological Signal Monitoring （静岡大学）

・感性に訴える音環境の制御（浜松医科大学　本多電子株式会社）

【オンラインによるポスター発表】

・NIR-Band Lock-In Camera System for Non-Contact Physiological Signal Monitoring（静岡大学）

・Towards wearable time-resolved near-infrared spectroscopy for real-time monitoring（静岡大学　浜松医科大学）

・3Dスキャナ応用に向けたサブ100μm精度を有する高距離精度TOF距離センサ（静岡大学）

・感性に訴える音環境の制御（浜松医科大学　本多電子株式会社）

・身体表面振動メーター（光産業創成大学院大学）

・マルチバンド動画像からの最適なバンド選択手法に基づく酸素飽和度推定（千葉大学）

・パターン出力光源iPMSEL®の研究（浜松ホトニクス株式会社）