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第8回特別講演会を開催しました

2019/09/10

 8月28日、光創起イノベーション研究拠点では、McMaster UniversityのQiyin Fang先生をお招きして第8回特別講演会を開催しました。  

 Qiyin Fang教授は、伝統的に医学と工学に強い大学として知られるマックマスター大学(カナダ)で、生物医学、環境保全のための光学分光法およびイメージングシステムの開発に取り組んでおられ、今回は、“Fast and Fluorescent Multiplexing Confocal Fluorescence Lifetime Imaging” と題してご講演いただきました。

 ご講演では、最近の研究プロジェクトから、リアルタイム臨床診断と治療のためのマルチモーダルな光学的生体検査技術、胃腸癌スクリーニング用の内視鏡設計、光線力学療法のための光増感剤の導入と光照射線量の測定、蛍光寿命イメージング顕微鏡技術の進捗状況について紹介いただきました。

 さらに、ハイコンテンツスクリーニング、医療インプラント用の高速レーザーマイクロマシニング、水質モニタリング用の小型化光学センサー、スマートホームおよび老化プロセス研究おための光学センシングおよびイメージングテクノロジーなど、光工学による様々な研究開発の進捗状況についてご説明いただきました。

 また、共焦点顕微鏡法について、従来は単一の焦点をラスタスキャンして、2次元または3次元の画像を得ますが、この低速のスキャニングプロセスを高速化するために、複数の焦点を使用する回転ディスクを使用してターゲット上でのみ2次元の焦点アレイをスキャンする新しい多重化共焦点技術を開発し次世代のディスクリートCMOS検出器アレイを使用することによって、分解能を犠牲にすることなく高スループットで画像を得ることが可能できる事を紹介していただきました。この装置は薬物スクリーニングアプリケーションに最適とのことです。

 会場では光創起イノベーション研究拠点の4機関(静岡大学、浜松医科大学、光産業創成大学院大学、浜松ホトニクス)の研究者、教員、学生など41名が参加し大変興味深く聴講しました。

 

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